スライムとは

スライムってどういう原理でできるの?

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皆さんはどんなスライムを見たことがあるでしょうか。

 

理科の実験だったり、自由研究で使うために買ったり、作ったり。お祭りでもらった時に見た、というかたもいるのではないでしょうか。

 

あのなんともいえぬ、言葉で表しがたいような…ねちょねちょでもないし…固くもないし…もはやそういう形状をしているものを

 

「スライムっぽい」

 

とか言っている方もいるんじゃないかなと思うのですが、ではこの「スライムっぽい」スライムはどうして「スライムっぽく」なるのでしょうか?

 

・スライムがどうなっているか分かりやすく三行で!!

 

 

まず、どのようにしてスライムがあの形状になっているのかを簡潔に言うと、

 

「ポリビニルアルコールとホウ砂が水を包み込んでいるから」

 

です。いや、んなこと言われてもさっぱりですよね。というわけで、画像も交えて説明していこうと思います。

 

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この、PVAのりというのがポリビニルアルコールです。

 

ホウ砂がないと水はPVAのりの間を通過してしまうのでのりと水として存在することになるのですが、ここにホウ砂を入れることでホウ砂がストッパーの役割を果たして水が閉じ込められるのです。

 

あの何とも言えないような感触はこの組織が作り出していたんですね。

 

スライムって押しつぶしたりとか時間がたったりすると固くなりますよね?それはこの包み込まれている組織から水が出て行ったり、乾いたりするからなんです。

 

何となく分かりましたでしょうか?

 

・化学的にスライムを説明

 

さて、上ではなんとなくスライムをイメージ的に説明してきたわけなのですが、もちろんPVAのりもホウ砂も化学式がある化学物質です。

そもそも、なぜこの二つがくっついて水を閉じ込めるのか皆さんまだ理解できていないですよね。

ゴリゴリに文系の僕ですのでそこまで細かい話はできませんが逆に、誰でも分かるように説明していこうと思います。

 

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まずは、それぞれの化学式から。

これがポリビニルアルコールの化学式です。CH(C:炭素、H:水素)というにOH(O:酸素)がぶら下がっている形になっているのが分かりますね。

このOHのことをヒドロキシ基というのですが、これが非常に重要な役割を果たします。

 

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そして、これがホウ砂の化学式になります。Bというのがホウ素の元素式になります。

ここにもヒドロシキ基があります!ここで、勘のいい皆さんなら気づくことがあるのではないでしょうか。このポリビニルアルコールとホウ砂が結合するわけなのですが、

 

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こうなるわけですね。

 

ただ、どんなOHでもすぐにこのようにくっつく、というわけではなくOHはアルコール、ホウ砂が持つかぎづめのようなものであり、そのあと物質同士が結合するのは、

 

PVAのH(水素)が外れて、CH2-O-B の無機酸との強い結合が起こることによります。難しいですね。自由研究などに使用するのであれば、OH同士がひきつけられて結合することを理解していれば十分なのではないでしょうか。

 

ちなみに、この時にゲル化という現象が発生してあのスライムの感覚が生まれるんですね。

-スライムとは

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